仕事が大好き!ベンチャー勤務の女性に声を大にして主張したいこと


それは「戦い方を間違えるな!」ということです。


さて、今週Startup's wayは「女性とキャリアWeek」として働く女性向けに記事を執筆していきます。この記事は、そんなバリキャリ女性とバリキャリな女性を部下に持つ、男性上司にも読んで頂きたい内容です。
私の周りには、ベンチャーで働くキラキラ素敵女子がたくさんいます。自立をしておりバリバリ働いて、芯があり同じ女性としてとても尊敬します。
そんな女性たちが、長期的に楽しくキャリア形成をしていくために、認識しておいて頂きたいことを今回はお伝えします。



女性が社会進出するようになった背景

まずは、女性の社会的進出の歴史と背景を振り返りたいと思います。戦後の復興と共に女性の社会的進出が進むようなり、アメリカの法律の整備により民主主義国家への歩みを始めました。

1945年に女性が参政権を獲得、高度な成長期に男女雇用機会均等法が制定されたのは、今から約32年前です。2017年の女性の労働力人口は 2,937 万人と前年に比べ 45 万人増加し、男性は 3,784 万人と3万人増加した。この結果、労働力人口総数は前年より 47 万人増加し 6,720 万人となり、労働力人口総数に占める女性の割合は 43.7%(前年差 0.4 ポイ ント上昇)となった。また、女性の労働力率(15 歳以上人口に占める労働力人口の 割合)は、51.1%(男性 70.5%)と前年に比べ 0.8 ポイント上昇しました。(厚生労働省調べ)少子高齢に伴う労働力の減少が顕著のため、「女性が輝く社会」をつくることは、安倍内閣の最重要課題のひとつです。今後も上昇傾向にあリます。

さて、女性の社会的社会進出が進み始めたといえ、日本はまだまだ後進国です。日本は144か国中、114位(2017年)。これは、男女の格差を指数化した「ジェンダーギャップ指数」のランキングです。女性国会議員の割合は、193か国中、160位(2018年)。男女の格差についての各種の調査をみると、日本は先進国最低どころか世界最低レベル。

「男女平等」「女性の社会進出」「女性が輝く社会」女性の活躍を期待することばが取り上げられる機会は増えてきていますが、いまだに、女性が力を発揮しづらい日本の現状です。そんな状況を打破すべく、日々頑張っている女性は多いのです。

なぜ、このような記事を執筆したかと言うと、20代前半の私の体験があります。



20代前半の私の体験

私自身、新卒2年目の時、体調を崩し2ヶ月ほど会社をお休みした時期がありました。当時は店舗のマネジャーとしてとても楽しく働いておりましたが、シフト勤務のため、生活は不規則で、エンドレスな業務に休日出勤も多く、休みがほとんどない状況でした。


私は、人生のうち仕事だけにコミットする時期があっても良いと思っており、当時は仕事に没頭。純粋に仕事が好きなので、休日出勤自体はさほど苦には思っておりませんでした。人間関係も良好で、仕事が忙しいだけで特別何か大きなストレスを抱えている自覚はありませんでした。元々、体力もそこそこあるし、ストレス耐性もある方だと思っていたので、慢性的な疲労感はあるものの、ちょっと忙しいくらい大丈夫かな。とかなり過信をしておりました。今思えばですが、かなり無理をしており、インフルエンザではなく月に数回夜になると39℃の高熱が出る時期がありました。


さすがにちょっと忙しくし過ぎかな、と思ってはいたものの、普通に出勤して、普通に仕事をしておりました。勤務形態上、自分が欠勤すると代わりに誰かが出社しなければいけないので、迷惑を掛けたくない、一心だったのです。

ただ、さすがに体調が優れない日が多くなり、疲労の蓄積具合も酷かったので、病院へ。その結果、あるホルモンの数値が尋常ではない異常値が出て、その場で出勤停止と告げられました。医者に「あと一週間遅かったら手遅れだったよ」とリアルに命の危機に直面し、事の重大さに気が付いたのです。

そこから2ヶ月の在宅治療が始まり、ほぼ寝たきりの生活。何が一番悔しったかと言うと、働けないことが一番悔しくて、店舗のみなさんに迷惑をお掛けている申し訳なさ、心は元気なのに、身体が動かない、そんな不甲斐なさを感じておりました。
仕事が本当に好きだった分、働けない自分が惨めで、どうしようもなかったです。

そこから体調は回復したものの、2ヶ月でありないくらい体力が落ちており、元の生活に戻るまで、それなりに時間がかかりました。


この出来事は、私の仕事に対する価値観を大きく変えました。自分を過信し過ぎない、体調管理の大切さ、自分の体に正直になることの大切さ。私の場合は、無理した結果、周りに迷惑をかけると言う最悪なパターンでした。


残業ゼロでワークライフバランスとか、言う訳ではないですが、自分の体とのバランスは自分で調整しなければいけないと、真面目で努力家の方ほど自分の体調には無関心だったり、優先順位が低かったりする傾向があるように思います。身体あっての仕事ですので、無理をして体調を崩してしまってはも元も子もありません。


避けて通れない話し

男性にはなかなか理解し難いと思いますが、女性は、ホルモンバランスの崩れは体調に直結します。特に生理。この話は、避けて通れないと思います。職場では、なかなかしづらい話ですよね。生理については、男性上司に相談しづらいと思う方も多いはずです。同じ女性でも、生理痛が軽い方もいれば重い方もいます。腹痛だけではなく、イライラしたり情緒が不安定になったり、頭痛がしたりと、月によっては違ったりとと一人一人症状が違うので、女性同士でもなんとも理解し合えないことがあります。


労働基準法68条では、生理休暇が認められています。使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない。と言う内容ですが、実際に生理休暇を申請したことがある方は、1%以下のようです。切りたくてもきれない関係ですから、上手く付き合うしかないのです。

男性上司の皆さん、特に何かして欲しいとかはないですし(セクハラに当たる場合もありますし)ただ、そのようなことが女性に起こっていて、その上でハードに働いているということを今一度、ご認識だけ頂けると嬉しいです。



男性と女性の役割の違い

そもそも、人間の歴史をから見ると、男性と女性では明確に仕事の役割分担がなされていました。男性は狩りに行って食糧を調達する「狩猟」の役割。女性は一族や集落の人との調和をはかりながら、木の実を採集したり、子供を育てたりする「採集」の役割を担っていました。

男女平等、と言っても生物的に男性と女性は全く違うものです。特に脳には過去の名残が色濃く、女性の脳には、木の実を採集したり、子供を育てたりする「採集」が強く受け継がれているのです。そこから「狩猟」という男性的な仕事の仕方をするのには、それだけで負荷がかかります。


冒頭に書いた「戦い方を間違えなるな!」とはこのことです。

体力や工数で稼ぐ男性的なやり方で、競い合っても、女性の方が圧倒的に不利です。店舗マネジャーをしていた時も、多くの時間を働くことで業務量をカバーしていました。男性と同じ働き方、同じ仕事の仕方をしていたのです。能力的に云々とかではなく、女性の特性を生かした働き方が大事です。「察する力」や「コミュニケーション力」等、女性の方が優れいるので特性があるはず。男性と同じやり方で同じフィールドに立つのではなく、自分の勝てるやり方で勝てるフィールドで戦うことが重要なのです。


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大戸宏子/キャリアカウンセラー

ベンチャー特化型採用コンサル会社ポテンシャライトに勤務、キャリアカウンセラー。転職メディア「Startup's way」編集長。
新卒でトイザらスに入社、その後管理部門特化型エージェントで営業。IPOベンチャー〜東証一部上場会社まで幅広く担当。
当時の売上連続達成記録更新。社内表彰複数回受賞。

好きな言葉は「今ここにない未来は自分で創る」