「最初はベンチャーに入るつもりなかったんです」:30代女性の告白

「女性とキャリアWeek」最終日。今回はポテンシャライトに大手からベンチャーに転職してきた、アラサー女性にインタビューを実施しました。

今回ご協力頂いたのは、3月に入社した田島さん(左)と5月に入社した土屋さん(右)です。

田島さんは、新卒でネオキャリアに入社。その後塾講師を経て、エス・エム・エスキャリアで社内報の編集長をしておりました。

土屋さんは、新卒でパーソルキャリアに入社。派遣部門の営業を経て、人材紹介事業部のマネージャーされていました。

土屋さん入社エントリーもぜひご覧下さい。

社員4万人の上場グループ企業を辞めて、7人目の社員としてポテンシャライトに入社した理由

そんなお二人のリアルな心境の変化をお楽しみください。



ーなぜ大手からアーリーベンチャーに?


土屋:
「安定」って言葉、あんまり好きではないけど、もちろん給料とかほんとに3桁単位で下がるし、前職は大手だったので、産休育休もめちゃめちゃ整っていて、ほんとに丸二年位休めるくらいなんですよ。とても安定している会社でした。
もし、自分が転職せず、育休から復職してたら給料とか安定とか、そこは保証されていたのかなと。


ー一般的には「安定」って大事だと思うのですが?

でも、あんまり自分の価値観の中でそこが大事ではないということに気が付きました。やっぱり、この年で転職をするっていうのは、それぐらい価値観がしっかりしていないとなかなか踏み出せないんではないかと。(現職と比べればですが)安定したところから、だいぶ小さいところにきてしまいました(笑)

ーなるほど、自身の価値観に気づいたのですね。

ー田島さんは元々、代表の山根とはどういった関係だったんですか?

田島:
代表の山根と小原とはネオキャリア時代の同期でした。退職して以来、山根とはFacebookでくらいの繋がりでした。かれこれ10年位。山根がちょこちょこブログあげていたので、それを読んで、近況は認識しているくらいの関係でした。(誤字脱字あるなぁと思いながら(笑))


ーどんな感じで見ていたのですか?

田島:
ネオキャリアで出世して、ボードメンバーで会社を作り、その後、起業したんだ、「頑張ってるんだ山根さん」という感じでした。
前職のエス・エム・エスキャリアで働いている事は、山根は知っていたみたいで。急に10年ぶり位に電話がかかってきたんですよ。


ー急にですか? 10年間連絡とってなかったのに?

田島:
医療業界について教えてほしい、と電話がかかってきて。そこで2人で頑張ってるっていうのが伝わってきました。ただ、その時は全く転職を考えていなくて。
そうこうしているうちに社内報の仕事をしていて5年くらい経ちました。素人から始めましたが、なんとかそれなりにライティングは身について。「限定専門職」という名称の少し特殊な形で働いていました。


ー具体的にはどんな働き方だったんですか?

田島:
社内コミュニケーションの領域(社内報の編集、社内イベント企画運営)だけに限定される条件でした。特にライティングのスキルを極めてください、という専門職のような感じです。最初はそれでよかったんですけど…。

スキルアップしたいな、とかキャリアアップしたいな、とか企画職の他の分野に異動したいけどかなりハードルが高くて。しかも私1人しか社内でその業務をしていないので、引継ぎできる相手が誰もいなくて。上司に度々相談をしながらも2年、3年と時間が経過していきました。今思うと、最後の方は成長が止まっているように感じていたのかもしれません。


ーそこからなぜ採用コンサルに転職を?

田島:
社内コミュニケーションの仕事に携わったことで、会社の経営陣や管理職の方と触れ合う機会が増えました。とても優秀なビジネスパーソンが多く、刺激をたくさん受けたんです。仕事への意識とか向き合い方とか。とても勉強になりました。

社内異動が現実的ではないなと思ったとき、転職するっていう選択が8年経って初めて出てきました。
たまたまデスクが人事と近かったので、朝会を一緒にやったり、採用の仕事がすごく近くにある環境でした。人事に興味を持って未経験でも人事いけるところに転職してスキルアップしようと思いました。



ー全てがありません!仕組みも電子レンジも、、、

アラサー必見!20代ラスト1ヶ月を残してベンチャーに転職した私の後日談

土屋さんの入社してからの後日談です。こちらもご覧下さい。

土屋:
余談ですけど、、、環境的なところで言ったら、やっぱり電子レンジがないとか、コピーを補充するおじさんがいないとか、水回りの綺麗さとか、私あんまり女子力ないけど、今のビルも綺麗なんですけど、お化粧直しするスペースとかキラキラ感を求めると厳しいかもしれないですね。

設備的なところはちょっとある種、最低限って言うところですよね。やっぱり前職は大きいビルだったので給湯室でお湯が出たりとか電子レンジもそうですし休憩スペースがあったりとか。
30代女性そういった設備的な環境で萎えてしまう人はいるのかとも思ったりしています。

でも私はストレスなく楽しく働けています。
唯一ストレスがあるのはパソコンのMacです。Windowsユーザーだったので。


ーこれには一同同感です(笑)

ー仕事の進め方とかはいかがですか?

土屋:
今は型にはまったやり方ではなく。大手って管理のための管理とか、会議のための会議とかがある。もう案を通すための根回しがあったり。必要なこともあるんだけれども。人もいっぱいますし正しいこともあるんですけれども。ベンチャーはそういう意識ではないというか目的思考、本当に対して必要なコミニケーションってなんだっけ?必要なツールって何だっけ極限でみんな考えている。そこは凄い楽です。


ー田島さんは入社して何かギャップはありますか?

田島:
基本的に快適なんですけど、ギャップがあったいうよりかは、ちょっと言い方悪いんですけど、前職ではプラスアルファの自己研鑽をややサボっていたという自己認識がありました。サボるというと語弊があるかもしれないですが、5年も同じ仕事をしていると効率よくやれてしまって、繁忙期を除くと正直時間が余っているときもありました。ビジネス書籍とかも、読むけど、それが何に役立つのかわからず、手持ち無沙汰感を感じてました。

大手だから、自分が何か課題を見つけて解決しようとすると別のレポートラインに手を出すことになるので、根回しをしたりとかすごい面倒な動きが発生して自分のキャパ余裕はあるけど、まぁいいかぁ定時に帰ろうかなぁみたいな。

30歳になった頃はあんまりそういうのを考えていなかったけど、33 、34歳になった頃、あれ?ここ数年同じ仕事しかしてない。成長を全然実感出来てなくて、このまま40歳になったらヤバいと危機感とを抱くようになりました。


ーある種ワークライフバランス型のライフスタイルだったんですね。今はどうですか?

田島:
ポテンシャライトに来てからは、そういう暇がないとゆうか、高速にPDCAサイクル回す環境なので、見つけた瞬間に言わないと、悪になる文化だし担当企業を関係なく、バックとかフロントとかとかでもなく採用コンサル人材紹介何も隔てなく、課題を見つけたらそれを改善するというのはとてもよかったです。


ー土屋さんは、将来こうなりたいとかキャリアのイメージはありますか?

土屋:
将来はずっと東京で働くというイメージはもっていなくて、ずっと将来ですが自然が豊かな田舎に移住して自分で事業をやるのが夢なんです。

そうなった時に、とはいっても自分の事業だけで食べていくのはすぐに難しいところもあると思うので、リモートでフリーでお仕事をもらえる能力を身につけておきたいなと思っているんですよね。
今のベンチャーに関わるお仕事は、チャットやオンラインミーティングで仕事がサクサク進むので、そういう仕事の仕方に慣れておくのはいいなと思っています。


ー旦那さんは転職に対して何か仰ってたんですか?

土屋:
旦那さんは特に何もです。自分の大事にしている考え方を尊重してくれて、自由にやらせてもらっています。理解がある旦那さんでとても感謝しております。


ー今後ポテンシャライトでやりたいことはありますか?

田島:
色々な前例を作りたいですね。


土屋:
それは私も同じです。女性が多い組織ですし、女性がポテンシャライトで長期的なキャリア形成が出来るような仕組み作りがしたいです。

特に創業者二人は男性ですし、若い20代の女性社員も多いことですし。前例と仕組みを作りたい放題ですね。


田島:
あとは、組織を強くするという観点で、法務的なところも強化して行きたいです。売上をもちろん大事ですが、本当の意味で強い会社にするためには骨組みも強くする必要があるかなと。

土屋:
ただ今は世の中の働き方改革と今は逆行してますね。(笑)伸び代の塊なので、やれる事だらけです。


ーそれこそ土屋さんも前職はワークライフバランスが整った環境だったと思いますが?

土屋:
そうてすね。冒頭でも話しましたが、前職はライフイベントの体制は整っていたと思います。ライフイベント後の時間とかお金の事を考えたら、とても良い会社でした。だた、環境的な働きやすさを優先するのは、自分にとって健全ではないと思ったのです。より心がいイキイキ出来る方がいいなと。


田島:
これから仕組みを作るということは、大手より柔軟に対応出来ることも多いですよね。自分たちがやりやすいようにカスタマイズも出来るし。そこがベンチャーでの良いところです。


ー最後に、このブログを読んで下さった方へメッセージをお願います。


田島:
実際に飛び込んでみて、この年齢で「あえてベンチャーに行く」選択肢もメリットがあると感じています!
大人になると仕事もプライベートも、悩みが複雑になってきます。ベンチャーは1社1社特徴が大きく異なり個性があるので、仕事の裁量の大きさと働き方の柔軟さを同時に叶えられる選択肢も、もしかしたら見つかるかもしれません。


土屋:
「自分にキャップ(帽子や制限)をはめないでほしいな」、というのが一番お伝えしたい一言です。女性ってライフイベントを想定するとどうしてもキャリアの分断が不安になったり、ライフイベント前にキャリアを積み重ねないといけないのではと焦ったり、考えること多いですよね(笑)

そうしていつも何か不安におされて、やりたいことに踏み出せずセーブしてしまう、という方、多いのではと思います。少なくとも、私はずっとそうです。
でも人生は長いし、想定できないものに怯えても仕方ないと思うようになりました。目の前の小さなチャレンジをセーブせずに積み重ねることで、後々に活きる何かになったりすると思うのです。

それは転職でなくて現職でやってみたい役割をやってみるとか、小さなチャレンジでもいいのです。将来何があるかわからないからこそ、「だからセーブする」のではなく、「だからこそチャレンジする」という気持ちで働けると少しは楽になれるかもしれません。
そういう女性を増やしたいなと思っています!


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以上、いかがでしたでしょうか。

私も大手からポテンシャライトに転職をしましたが、転職をして自由度が増しました。型が出来上がってない分、自分のやりやすいように業務フローを構築することができます。構築することは大変ですが、その事自体も良い経験になっています。ライフイベントの兼ね合いで、なかなか転職など動きにくくなってしまうことはとても良く理解できますし、私自身も非常に悩んだ転職です。ただ、先のことは考えたところで、分からないですし、 選択を正解に出来るように覚悟を決めるだけだと思います。今はベンチャーに転職して良かったなと、非常に楽しく働けています。労働時間は増えたはずなのに(笑)、イキイキしてる言われることが多くなりました。

今後も会社の箱ではなく、自身にスキルとノウハウを身につけ、自由な働き方を目指している女性のキャリア支援ができればと思います。


もし、少しでもベンチャーでのキャリアに興味がある方は、お気軽にご相談ください。

大戸宏子/キャリアカウンセラー

ベンチャー特化型採用コンサル会社ポテンシャライトに勤務、キャリアカウンセラー。転職メディア「Startup's way」編集長。
新卒でトイザらスに入社、その後管理部門特化型エージェントで営業。IPOベンチャー〜東証一部上場会社まで幅広く担当。
当時の売上連続達成記録更新。社内表彰複数回受賞。

好きな言葉は「今ここにない未来は自分で創る」