スタートアップ企業とは?スタートアップ未経験の方向けに徹底解説

こんにちは!


ベンチャー企業/スタートアップに特化した採用ブランディング・人事採用支援、エージェント事業を行っているポテンシャライト、ライターの川口です。


この記事にたどり着いたあなたは、


「スタートアップ企業って何?」

「ベンチャー企業とスタートアップの違いは?」


などのお悩みをお持ちではないでしょうか?


そこで今回の記事では、


「スタートアップ企業とは何か」

「スタートアップとベンチャーの違い」

「スタートアップ企業に入るメリット・デメリット」


などを解説していきます。

3分くらいで読める内容となっているので、興味のある方は是非、最後までご覧ください。

スタートアップ企業とは

一般的に、スタートアップ企業とは「急激なスピード感」で「新たなビジネスモデルに挑戦する企業」と定義されます。


スタートアップ企業は比較的ブルーオーシャンの市場に対して、新たなビジネスモデルで新たな価値を市場に提供していく企業が多いです。


新規ビジネスを立ち上げるスタートアップは、既存ビジネスの拡大・拡張と比較してもかなり厳しいと言えるでしょう。

スタートアップ企業とベンチャーの違い

次に、スタートアップ企業という言葉と同時によく耳にする、ベンチャーとの違いについて紹介します。


目標が違う

スタートアップとベンチャー企業の大きな違いの一つは、その会社が設定している目標が異なるということが挙げられます。


スタートアップは、短期間で新たなビジネスモデルの構築や新たな市場の開拓を目指し、EXITを明確に意識しています。


EXITとは、株式市場への株式公開(IPO)や株式譲渡による事業売却(バイアウト)によって利益を確定させることです。


一方で、ベンチャー企業の場合、中長期的な目で事業を行い、安定した収益と長期成長を目指す傾向があります。


そのためスタートアップ企業は、創業まもなくの間、赤字であることが多いです。


イノベーションの存在

スタートアップとベンチャー企業の違いとして、「イノベーション(技術革新)」の存在について語られることが多いです。


スタートアップとベンチャー企業は、創業まもない企業という点は一致していますが、先ほど紹介した通り、スタートアップは前例がない、「イノベーション」に富んだ新しいビジネスモデルを打ち出していくということが特徴として挙げられます。


一方で、ベンチャー企業は、新たなビジネスモデルではなく、既存のサービスや仕組みを利用しつつも、新しい価値を付加しながら拡大していくことが多いです。

良いスタートアップ企業を見分けるポイント

続いて、いいスタートアップ企業を見分けるポイントについてご紹介していきます。


市場評価を調べる

そのスタートアップ企業の製品やサービスが既にリリースされているのであれば、市場での評価を調べてみましょう。


具体的には、toCの企業であれば「ユーザー数」や「成長率」、toB企業であれば「導入社数」や「導入企業」の顔ぶれなどです。


企業の公式ホームページや投資家向け資料、プレスリリースなどで確認すると良いでしょう。


一方で、スタートアップでは公開されていない情報が多いことも。


そんな時は、内情に詳しい転職エージェントや同業界で働く知人などから聞き出せると良いと思います。


社内体制を調べる

いいスタートアップ企業を見分ける上で大切なポイントの一つは、社内体制です。


企業が健全に運営されるためには、いくつかの要素が必要です。


そのうちの一つが社内体制であり、適切な管理部門体制が整っているかどうかも、上場や売却に向けて大切になってきます。


また、ご自身が健康に楽しく働く上でも社内体制は非常に大切です。事前にしっかりと調べておきましょう。

スタートアップ企業に入るメリット

ここでは、スタートアップ企業に入るメリットについてご紹介します。


スピード感のある仕事ができる

スタートアップで働く魅力の一つとして、スピード感のある仕事ができるということが挙げられます。


大企業の場合、事細かに権限規定があり、業務の内容や企画の規模によって意思決定者が異なります。そのため、何かしら行動を起こす際にとても時間がかかってしまいます。


スタートアップでは、そのような規定がないところが多く、意思決定のプロセスは非常にシンプルで、社長や責任者に直接提案して承認を得ればすぐに行動にうつすことができます。


スピード感のある仕事ができることはスタートアップのメリットです。


社内向けの業務が少ない

社員数が多い企業だと、自分の意見を通すための社内調整や、根回しをする必要があります。


そして社内業務が多くなると、本来の顧客に向き合うべき時間をたくさん費やしてしまうことになり、顧客重視の仕事がしにくくなります。


スタートアップでは、そうした社内向けの業務が少なく、本来顧客に使うべき時間を十分に使えるため、対外業務に集中できることもスタートアップで働くメリットです。


幅広い業務を経験できる

大企業では、部署ごとに仕事の範囲が明確に決められていて、個人個人にこなすべき業務が与えられています。


スタートアップでは、仕事量に対して十分な人員がいないことが多く、一人ひとりが受け持つ仕事を明確に区切っていないため、幅広い業務を経験することが出来ます。


「マーケター 」が「採用」の仕事も兼業するなど、マルチスキルが身に付きます。

スタートアップ企業に入るデメリット

スタートアップ企業に入るメリットは大きい一方、デメリットもいくつか存在します。デメリットについてもしっかりと把握しておきましょう。


収入が減る可能性がある

スタートアップに転職を考えている方で、転職後の年収が下がるのではないか...と気にされる方は多くいらっしゃいます。


現在のご職業にもよりますが、やはり、大企業からスタートアップへの転職をする場合、年収は下がってしまう傾向にあります。


起業したばかりの会社では資金も少なく、仕方ないことではありますが、一方で会社が軌道に乗り、EXITが可能となった場合、一度に大きい額を受け取ることもできます。


労務管理制度が整っていない

起業したばかりのスタートアップでは、とにかくやらなければならない仕事が多く、残業時間が多くなってしまう傾向にあります。


また、労務管理などの制度が整っていないため、労働時間、残業時間に対して適切な賃金の支払いがなされていないこともあります。


スタートアップへの転職を考える際には、「裁量労働制」や「フレックスタイム制」「固定残業代制」など、どのような働き方ができるか予め把握しておいたほうが良いでしょう。


属人的な業務になって分担しづらい

もしあなたが社内で大きな裁量を持って仕事をこなすようになった場合、属人的な業務も多くなり、分担しづらい可能性があります。


そのため、自分以外にも同様の成果を出せるようにノウハウややり方を会社内で標準化していく仕組みづくりが必要になってきます。


常に業務を「可視化/マニュアル化」する能力がスタートアップでは必要となってきます。

スタートアップ企業に向いているのか、まずはプロに相談するのがおすすめ

今日は、「スタートアップ企業とは何か」から、スタートアップ企業に入るメリットやデメリットについて解説しました。


スタートアップやベンチャー企業について、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧いただければと思います。

スタートアップとベンチャー企業の違い|企業例も紹介
ベンチャー企業とは?定義や転職にあたって知るべき情報を紹介


また、こうした情報を取り入れたとしても、自分自身がスタートアップ企業に向いているのか分からない方がほとんどだと思います。


そんな時はまず、プロに相談することをおすすめします。


当社ポテンシャライトでも、スタートアップ/ベンチャー企業に特化したエージェントをしているため、あなたのお力になれると思います。


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