理想のエージェント像とは? ベンチャー企業の人事を100社経験してみてわかったこと

ポテンシャライト代表の山根は10年間エージェント業をしておりました。

リクナビさんが主催するキャリアカウンセラーランキングで3000名中1位を獲得したこともあります。それなりにエージェント業においてはプロフェッショナルだと思っています。とは言いつつも、ポテンシャライトを創業するまでは、人事側の経験を積んだことがなかったのです。


ポテンシャライトは2017年4月に設立し、約2年間で100社程度のベンチャー企業の人事を担当しました。人事側を経験することによって、エージェントのあるべき姿を知ることができたのです。エージェント側から見た景色と、人事側から見た景色は大きく異なります。


今回のブログでは100社の人事を経験してみてわかった理想のエージェント像を描きたいと思っています。


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(1)採用企業のことを理解している、理解しようとする

日々エージェントさんと接していて思うのは、採用企業(顧客)のことを「わヵったふり」をする人がものすごく多いということ。
実は僕も新卒の頃はよくやっていました。エージェントとして採用企業の事業内容や特徴などをわかったふりをしてしまうのです。ただ実態としては商談ではわからない言葉のオンパレードだったりします。わからないことはわからないと言ったほうが良いですし、わからないことによって、求職者様に正確な情報が伝わらないのです。それが一番まずいですよね。



(2)嘘をつかない

人事をしていてよく思うのは「いや、それ本当に求職者が言っていたのか?」と思うことがあります。
例えば、エージェントからこんな連絡がきます。

「先日面接をしていただいた●●さん、面接後のフィードバックを確認したのですが、御社が第一志望でした!ですので、明日に最終面接組んでください!」

それが本当かもしれないのですが、面接をしていて●●さんは間違いなく別の企業のほうが希望に沿っている、ということがあります。なぜ第一志望なのかがわかりません。理由を聞くとチープな理由の返答がくるのです。

第一志望と言っているかもしせんが、それであればその求職者様への信頼感がなくなります。面接でキャリア思考について別のことを言っていたのになぜ第一志望なのか。

回りくどくなりましたが、エージェントがディレクションをする時についてしまう嘘は本当に良くありません。人事はわかっていますし、求職者にも迷惑がかかるので、いつもストレートにお話をしていただいたほうが100倍良いです。「御社は第三志望です」と言われたほうが良いです、



(3)ポジションメイクで提案をしてくれる

ポジションメイクというのは、求人票が存在しないポジションに対して、「御社の現状の状況であればこの求職者が入社すれば良い化学反応が起きます」という提案をすることです。つまりポジションを作って(メイク)選考を進めることを言います。
ベンチャー企業は採用ニーズが顕在化することは多くはありません。潜在的なニーズが非常に多いのです。現に当社ポテンシャライトも潜在的なニーズがある募集ポジションが5つはあります。ただ世に対して求人は出していないのです。
上記(1)でも記載をしましたが、顧客のことをよくわかっていれば、ポジションメイクの提案は比較的容易にできます。
ベンチャー企業は採用すべき人物像がよくわかっていないこともあります。採用経験がない経営者もいらっしゃいます。そういったときに「この方が御社にいれば一気に成長すると思うんですよね」と言われたら、「はい、会いたいと思います」と言ってしまいます。
ただ、ポジションメイクで提案してくださるエージェントさんは数えるほどです。ポジションメイクというより「こんな方がいます、御社で何かポジションないっすか?」というライトな提案はけっこうあるのですが、それよりはより具体的な提案をしていただいた方が嬉しいですよね。
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この3つがあれば、僕は信頼できるエージェントだと思っています。


(1)と(2)は意識を変えればできることですよね。(3)はテクニックというか知識が伴うかと思います。
ただ、これがなかなかできない。できるようにしていきたいものですね!


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Yamane Kazuki

新卒で入社した大手人材系企業にてマネージャーとして人材紹介事業に携わり、その後、IT/インターネット/ゲーム業界に特化した人材紹介会社立ち上げに参画。同社在籍時にはリクナビネクスト主催のキャリアカウンセラーランキング1位(3000名中)を獲得。2017年4月、株式会社ポテンシャライトを創業し、人材紹介事業と採用コンサルティング事業を推進している。