週末いかがお過ごしでしょうか?
今週末はキャリア相談や、面接対策をさせていただくご転職希望者の方が多く、ポテンシャライトは賑わっております✨
さてさて、今日は面接準備で多いご相談について、取り上げてみます!
「最後に何か質問ありますか?」
一気に汗が噴き出そうな瞬間ですよね...。みなさんもご経験あるかと思います。
面接を受ける側としては、かなり身構える質問です。
面接官をやっているかたにとっては、「どんな質問がくるかな?」と、ちょっと楽しみな時間でもありますよね。
「内定が欲しい」そこのあなたに、ぜひ読んでいただきたい回です。
それでは行ってみましょう!
★☆★目次★☆★
・”最後の質問”は、起死回生の3分間
・不合格まっしぐら ~3大NG質問~
・”最後の質問”でできる3つのアピール
”最後の質問”は、起死回生の3分間
「ヤバい。あまり手ごたえないな。落ちるかも…」
と思ったとき、”最後の質問”は一発逆転のラストチャンス✨です。
面接が60分だとしたら、最後の質問は3分程度。時間でいうと5%ですね。
個人的意見ですが、面接評価のウエイトでいうと20%程度はあります。
「んー、面接合格にするか迷うな。。。」
というボーダーラインにあなたがいる場合、逆転できる可能性は十分あります。
スキルや経験を3分で増やすことはできませんので、”最後の質問”をするメリットは大きいです。
”最後の質問”は、最低5つ用意しましょう。
長い面接の時間内に、用意していた質問のいくつかは、すでに話題に出てしまうことがあります。
また、面接の流れから考えると、用意していたものが適切な質問ではなくなってしまう場合もあります。(例:海外展開についての質問を考えていたが海外展開はやめると話題にでてしまうと、その質問はできなくなります)
私の知人で新卒時代に最終選考に残った10社全てから内定をもらった人がいますが、その人は各社50個ずつ”最後の質問”を用意していたほどです(スゴイ。。。)
50個は無理でも、5~10個用意しておくといいでしょう。
それでは具体的にみていきます!
不合格まっしぐら!? ~3大NG質問~
(1) 特にありません
これは、もちろんいけません。
面接官の反応もよくこれまでいい感じで面接が進んでいても、「特にありません」というのはNGです。
コミュニケーションをとるのを拒絶されているような気持ちにさせてしまいます。
(2) 福利厚生・条件など、待遇面の質問
「平均残業時間について教えてください」
「昇給の可能性とタイミングについて教えてください」
「有給取得率を教えてください」
「副業は可能ですか?条件について聞かせてください」
このような質問もNGです。
正直気になる点ではありますが、面接の場ではなくエージェントを介して質問しましょう。
経験のあるカウンセラーであれば、あなたの印象を損なうことなく企業に確認してくれますので、面接でわざわざリスクをとる必要はありません。
特にベンチャー企業は、大手に比べると福利厚生や条件面が劣る場合が多いです。
質問する=気になっていると受け取られます。
「待遇が気になるのなら、そもそも当社とはミスマッチだな」と受け取られます。
どうしても聞きたい場合は「背景」をちゃんと話しましょう。
「残業時間はどのくらいでしょうか?もちろん個人の調整能力や繁忙期/閑散期にもよると思いますが、現職ですと定時後にエンジニアの勉強会にちょくちょく行っていているので、入社後も可能かお伺いできれば幸いです。」
こんな感じでお話できればいいですよね。
(3) 調べればすぐ分かる質問
「御社のメインサービスは何ですか?」
「代表さんはどんな経歴ですか?」
などは、HPやWebですぐ拾えます。
それを質問するということは、準備不足とみなされます。
当社にそこまで興味がないんだろうな、普段の仕事への取り組みもこんな感じなんだろうな、と悪い印象がつきます。
”最後の質問”でできる3つのアピール
最後の質問では、3つのアピールが可能です。
- 志望度の高さ
- 自分のスキルや経験、特徴
- 企業と自分のマッチ度の高さ
です!
それぞれ見ていきましょう✨
(1) 志望度の高さ
「中途入社で活躍されている方と、少し苦戦されている方の違いは何でしょうか?」
⇒自分は活躍したいので、知りたい!ということが伝わります。
回答に対して、「すぐに活躍したいので、~を意識します!」とお話するのもいいです。
「〇〇さんの▲▲の記事を拝見して、~の考え方にとても共感しました。
もし入社させていただいた場合、このような取り組みを一緒にさせていただける可能性はありますか?」
⇒ベンチャー企業の面接官ですと、ほとんどの方がWeb記事やSNSで、ご自身の考えや取り組みを発信をされています。採用HP、面接官のtwitterやFacebook、Wantedlyのフィードなどを探して読んでおきましょう。
(2) 自分のスキルや経験、特徴
「周囲の方へのアウトプットを行なうのが好きなのですが、御社ではリーダーではなくメンバーでも発信を積極的に行なってもいい風土でしょうか?」
⇒自分の良さ・特徴を伝えることができます。同時にベンチャー企業では、周囲を巻き込んで仕事を進めていける方が好まれるので、ポジション問わずこういった積極的な方は評価が高いです。
「これからの人事はマーケティングの考え方をもつことが重要だと考えています。 御社とご縁があれば、このような視点を活かして働きたいのですが、可能でしょうか?」
⇒今後のやりたいことや、業界の流れをリードすることに興味があることが伝わる質問です。経理なら経理、エンジニアならエンジニアなど、「あなたの職種のこれから」について、意見をもっておきましょう!
(3) 企業と自分のマッチ度の高さ
「私が配属になる予定の部門では、どんなチームを作りたいとお考えですか?」
⇒面接官の答えによって、自分の考えも話やすく、「私もそのようなチームを作りたい」「それなら私は●●といった点でお力になれます」とお話することで、最後の一押しになります。
「御社は●●というユニークな人事制度がありますが、こちらを導入してみて社員の方の反応はいかがでしょうか?現職でも似たような制度を取り入れようとしたのですが、うまくいきませんでした。私はこういった取り組みがとても好きなので、なぜうまくいっているのか気になります。」
⇒ベンチャー企業は、企業によってこだわりの人事制度があります。
例えばリモート勤務OK、シャッフルランチ、娯楽スペースなどなど、挙げるとキリがないです。
その制度自体ではなく、なぜその制度をやろうとしたのか、どうやって運営しているのか、を伺うと、「その企業らしさ」が見えてきます。
「私はエンジニアですが、営業やCSなどのポジションの方と密に連携して業務を進めたいと考えています。御社はそのような環境でしょうか?」
⇒相性を確かめる質問でもあり、ご自身の積極性をアピールできる質問でもあります。
職種の垣根を越えて仕事ができるのは、ベンチャーならではです。
大手で分業制の進んだ企業にお勤めの方にも有効な質問です。
いかがでしたか?
※上記はあくまで一例です。
そのままコピペして使っても説得力はありませんので、ご注意ください!
ヒントやアイデアの素として参考にして、ご自身でじっくり考えてみてくださいね。
”最後の質問”は事前にある程度、準備ができます。
「しっかりと当社のために準備をしてくれたんだな」と相手に伝わるのが何より大切です。
ポテンシャライトでは、経験豊富なキャリアカウンセラーがベンチャー転職をサポートします。面接対策も、もちろんお任せください。
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