今後のキャリアの選択肢の一つとしてベンチャー企業を視野にいれているけど、
「ベンチャー企業の中で、どんな企業が注目されているか知りたい…!」
今回の記事では、上記のような方へ向けて、ベンチャー業界のプロであるポテンシャライトが、2020年注目のベンチャー企業15選をご紹介していきます。
注目されるベンチャー・スタートアップ企業の特徴
まずはじめに、注目されるベンチャー・スタートアップ企業の特徴について挙げていきます。
著名なメディア・会社から注目されている
週刊東洋経済紙の『すごいベンチャー100』や世界的な経済誌である「Forbes」、ベンチャー通信編集部が運営する『ベストベンチャー100』のような著名なメディア・会社に取り上げられているということは注目のベンチャー企業であるということは言うまでもないでしょう。また、ベンチャーキャピタルの投資家などから注目されている企業も、今後の成長が楽しみです。
大型資金調達を実施している
新しい事業を築くには、大きな資金が必要不可欠です。数年前までは、スタートアップが数百万、数千万円単位の資金を調達することすら難しい状況でした。しかし巨額の資金を調達して大きな事業を築くシリコンバレーの仕組みが理解されるにつれて、日本でも数億円、数十億円の資金調達も可能になりました。そして、そんな大型資金を調達できている企業は、かなりの期待を背負っているといえるでしょう。
急拡大に伴いオフィス移転をしている
マンションの一室などからスタートすることの多い、ベンチャー企業・スタートアップ企業がオフィスを移転するのには、事業が急成長中で採用を積極的に行うための準備をしているという背景があります。そのため、都内の一等地や広いオフィスなどに移転を行う企業は注目するべきであるといえます。
著名なメディア・会社から注目されているベンチャー企業一覧
まずはじめに著名なメディアや会社、ベンチャーキャピタルの投資家などから注目されている企業をご紹介していきます。
TORANOTEC株式会社
TORANOTECは、「すべての人を投資家に」、誰もが投資できる世の中を作るべく事業を展開しています。
同社が提供する、「トラノコ」ではおつりで投資をすることができる誰でも無理なく簡単に資産形成できるサービスです。
TORANOTECは2019年に入り、パートナーとして協業するためセブン銀行と20億円の資本提携契約を締結しました。
セブン銀行の事業と、TORANOTECのおつりやポイントを投資できるという新しい投資スタイルには高い親和性があるとし、高い期待を受けています。
Peatix株式会社
Peatix株式会社は、誰でも簡単にウェブやアプリでイベントなどの運営・管理をして、チケット販売、集客ができるプラットフォーム「Peatix」を提供しています。
2019年2月に、旅行大手の株式会社JTBと資本業務提携を発表しました。
PeatixとJTBが提携することで、スマートフォンをベースとしたサービス提供や、インバウンド対応などのPeatixの強みと、JTBが持つネットワークや旅行観光に関連する多様なソリューションを組み合わせ、都市と地域の交流活性化、日常と旅をつなぐ新たな体験価値の創造など、一層幅広いサービス提供・ソリューション提案を可能としています。
株式会社タイミー
株式会社タイミーは、応募や面接が必要なく、すぐに働いてすぐにお金がもらえるワークシェアサービス「タイミー」を展開しています。
サイバーエージェントの投資事業部である「藤田ファンド」は2014年秋以降出資を全く行なっていませんでしたが、2018年12月28日に「藤田ファンド」の再開後投資1号案件としてタイミーへの出資が行われました。
タイミーは、2019年8月を目処に新サービスのリリースを計画しており、今後の事業拡大に期待が高まります。
カバー株式会社
カバー株式会社は「日本発のバーチャルタレントIPで世界中のファンを熱狂させる」ことをビジョンとする次世代のエンターテインメント企業です。
自社開発したVTuber配信システム「ホロライブ」を活用し、VTuber運営事業やマーチャンダイジング事業など多岐にわたる事業をを展開しています。
GREE Venturesの堤達生氏が、カバー株式会社の社外取締役に就任し、個人投資家の千葉功太郎氏などから総額2億円出資を受けるなど、数々の投資家からの期待を背負っています。
BASE株式会社
BASEの代表である鶴岡氏は『Forbes JAPAN』が選ぶ『Forbes JAPAN’s START-UP OF THE YEAR 2019』の3位に選ばれています。
BASE株式会社は、Eコマースプラットフォーム「BASE」、オンライン決済サービス「PAY.JP」、 ID型決済サービス「PAY ID」など、テクノロジーを活用し、世界中の人々が最適な経済活動を行える環境を作るべく、様々な事業展開を行なっています。
大型資金調達を実施しているベンチャー企業一覧
次に、大型の資金調達に成功した企業をご紹介していきます。
株式会社SmartHR
SmartHRは、面倒な労務手続きや情報管理をラクラクに行える「クラウド人事労務ソフト」を提供しています。
シリーズCラウンドとして、国内外の新規投資家および既存株主を引受先とした第三者割当増資および新株予約権付社債により合計約61.5億円の資金調達を実施しました。
調達した資金は、SmartHRの開発費、SaaS事業において特に重要である人材の採用費・人件費、およびマーケティング費用に投資し、SmartHRの顧客基盤をさらに拡大を進める予定です。
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
ピクシーダストテクノロジーズは、2019年5月23日に38億4600万円の資金調達を行うと発表しました。
同年3月に発表された商工組合中央金庫からの10億円の融資枠を合算すると、累計で総額48億4600万円もの調達になります。
今回の資金調達により、主要事業であるプロダクトディプロイ事業や人工知能技術を用いた空間開発事業を中心としながら、テクノロジーの社会実装に向けて、人材獲得や、新オフィスなどの投資拡充を進めていく予定です。
株式会社アストロスケールホールディングス
アストロスケールホールディングスは、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去サービスなどに取り組む宇宙ベンチャーです。
2019年4月11日に、約30百万米ドル(約33億円)の資金調達を実施したことを発表しました。
今回の資金調達によって、デブリ問題に対する世界での認識の高まりや需要の顕在化に伴い、更なる開発・製造・運用能力の増強を目指しています。
また、同社の新たな米国拠点を開設してグローバル展開を加速させる計画です。
Chordia Therapeutics株式会社
Chordia Therapeutics株式会社は、がん領域に特化した研究開発型創薬ベンチャー企業です。
京都大学イノベーションキャピタル株式会社や株式会社ジャフコをリード投資家とし、総額30億円を調達しています。
今回の増資により、パ イプラインの臨床開発および前臨床試験を加速化し、がんと闘う患者さんに画期的な治療薬を届けるべく事業を拡大させています。
エディジーン株式会社
エディジーン株式会社はゲノム編集技術であるCRISPRに基づく強力な治療薬創出プラットフォームを有し、6000を超えるといわれる遺伝子疾患に対する画期的な治療薬の開発を目指すバイオテック企業です。
2019年に3月、4月に東京大学協創プラットフォーム開発株式会社をはじめとする複数の企業から総額16億円を調達しました。
今回の調達により、さらなる研究を加速させ、新しい遺伝子治療薬の開発を進める予定です。
ナイル株式会社
ナイル株式会社はSEO対策サービス「SEO HACKS」や電子コミックストア「Applivマンガ」などデジタルマーケティングを中心とし、様々な分野にわたって事業を展開するベンチャー企業です。
新規事業の月定額で自動車を保有できるサブスクリプションサービス「カルモ」をより拡大するべく、2019年4月に総額15億円の資金調達をしました。
今回の資金調達で、マーケティング活動を強化するとともに、人員体制の強化を行います。
急拡大に伴いオフィス移転をしているベンチャー企業一覧
急拡大に伴って、オフィス移転をしたベンチャー企業をご紹介していきます。
株式会社インフォステラ
インフォステラは、2016年1月設立の宇宙ベンチャーです。
今後の従業員数増加やハードウェア開発に必要なスペース確保へ向け、2018年12月3日に本社を品川区西五反田へ移転しました。
迅速で柔軟な地上局ネットワーク「StellarStation」の開発を通して、衛星通信のインフラを作る会社です。
地上局分野への参入障壁を低減することで、次世代宇宙ビジネスのスタートアップ企業様のミッション開発とサービス改善を支援しています。
Marketing-Robotics株式会社
Marketing-Roboticsは2016年9月に設立のマーケティングベンチャー企業です。
2018年4月から資金調達や採用活動を活発に行っており、同時期に品川区西五反田にオフィスを移転、その後、港区新橋のWeWork、六本木アークヒルズのWeWorkへと移転をしました。
MA(マーケティングオートメーション)と呼ばれ、見込顧客管理、休眠顧客掘り起し、失注顧客追客を自動化できるツール「マーケロボ」の提供や、実際にクライアントのマーケティング担当となり、実働をサポートする業務を行っています。
スマートキャンプ株式会社
スマートキャンプは2014年6月に設立した、法人向けSaaSの比較・検索サイト「BOXIL SaaS」を開発する企業です。
5年間で5度目の移転で、2019年6月24日に田町の新しいオフィスへ移転しました。
設立から5年の間、毎年社員数が2倍以上増加し、2019年4月1日時点では58名の社員が働いています。新オフィスは250坪もあり、社員100名を目指して事業を拡大中です。
株式会社ヤプリ
ヤプリは2013年4月に青山でファストメディア株式会社として設立した企業です。
2017年4月に現在の社名に変更し、主にアプリ開発のプラットフォームを提供しています。
2018年1月時点では約60名だったメンバーも2019年5月時点には約140名まで急激に増えており、今後、このメンバーでより一層成長スピードを上げ、ヤプリを通しさらなる感動体験を提供できる環境を整えるため移転することとなりました。
移転先は、1834平方メートルもある、住友不動産六本木グランドタワーの最上層に位置するBCP万全の41階です。
株式会社ミラティブ
ミラティブは、2018年2月に株式会社ディー・エヌ・エーの社内スタートアップとして運営していた「Mirrativ(ミラティブ)」をMBOする形で創業を開始しました。
事業拡大と増員に伴い、2019年7月16日に渋谷から目黒にオフィス移転しました。
同社はスマホ1つでゲームの生配信ができるライブ配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」の企画・開発・運営を行っています。
また、35億の資金調達を行うなど、今とても勢いのあるベンチャーです。
自分に合った注目ベンチャー企業に転職する方法
2019年注目のベンチャー企業についてご紹介してきましたが、実際に自分に合った
ベンチャー企業に転職する際にお勧めの方法をご紹介します。
求人媒体を利用する
求人媒体を利用すれば、「年収」「勤務地」「福利厚生」など、自分の希望に沿った条件で企業を検索することができます。数多くの求人を一度に比較できることがオススメです。
知人から紹介してもらう
ベンチャー企業への転職は、リファラル制度(知人からの紹介)を利用したといったケースが多くあります。
そのため、実際にベンチャー企業で働く知人に紹介してもらうのもオススメです。
ベンチャー業界に詳しいエージェントに相談する
この記事内では2020年の注目ベンチャー企業をご紹介していきましたが、中にはメディア掲載の少ない優れたベンチャー企業というものも多く存在します。
そのため、ベンチャーの内情をよく知っているベンチャー業界に詳しいエージェントに相談することをオススメします。
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