ベンチャー企業の選び方|12個の抑えたいポイント

転職活動をしていく中で、


ベンチャー企業に興味を持ったけれど、情報収集ってどうすればいいの?

ベンチャー企業での経験は、今後のキャリア形成においてどうなの?


とベンチャー企業の実態がわからずお悩みの方も多いのではないでしょうか。


ベンチャー企業は成長スピードが早く、若手から裁量のある仕事を任せてもらえるなど、非常に面白く活躍ができる環境ではありますが、一定のリスクや大手とは違う覚悟すべき点があります。


大きく分けるとベンチャー企業を選ぶ際に重要なのは以下の観点です。


今回は、累計120社以上ベンチャー企業の採用支援を行ってきたポテンシャライトが、ベンチャー企業の選び方に関して、お答えさせていただきたいと思います。

企業文化・事業に関するポイント


企業理念やビジョンに共感できるか

ベンチャー企業で働く上で、最重要視すべき項目と言っても過言ではないでしょう。


スタートアップやベンチャーは規模が小さく、福利厚生や給与等、待遇面も大手に比べ未整備です。しかし、その分待遇よりも同じ目的意識をもった社員が集まります。


理念共感が強ければ強いほど、属する組織も強くなりますし、自分自身が会社で働く目的意識も見失わずに働き続けることができます。


変化する環境を楽しみ続けられるか

ベンチャー企業のベンチャーの意味をご存知でしょうか?正解はアドベンチャー。冒険です。良い意味でも悪い意味でも、こり固まったマニュアルや風土はありません。


事業がうまくいかなくなったら、大きく方向転換の舵を取ることもあるでしょう。また、決定スピードも早く、自分自身の思考の回転も早めていかねばなりません。


誰かがやってくれるのではなく、あなた自身が組織に変革をもたらす意識が常に必要です。それがベンチャーの面白さでもあり、アイデアマンで居続けなければいけない大変さでもあります。



企業フェーズ・組織に関するポイント


前職の価値観を捨てられるか

ベンチャー企業に限った話ではありませんが、新しい環境で働くのであれば前職での価値観や「前はこうだったのに・・・」という思いは一旦捨てましょう。


特にベンチャー企業は理念やビジョンに共感して入社する方が非常に多いため、価値観のズレにより同じ方向を向けない人が集まった組織は大げさではなく崩壊していきます。また、自分自身も苦しむことになるでしょう。


これまでは当たり前だと思っていた考えは一旦捨てて、新しい環境でまず自分は何ができるか、そのことを1番に考える必要があります。


※個人的な意見にはなりますが、前職の好事例を新しい組織でも活かせると思った場合、それを経営者にアウトプットするのは良いことです。



自身の業務内容に関するポイント


企業と自分の能力・スキルが見合っているか

先ほども述べましたが、企業理念への共感はベンチャー企業で働く上で必須です。同様に企業へ入社することによる自分の介在価値はあるのか。


現時点での能力・スキルが仮に追いついていなくても、将来的にその企業で自身のキャリア形成ができるのか。少しでも感じることができるかが大きなポイントとなります。


どんな規模感の時にジョインしたいのか

一口にベンチャー企業とは言っても様々な規模があります。自分がどのフェーズの企業にジョインをしたいのか。スキル・能力を発揮できるのか。ここでは企業の規模感の説明と選び方についてお話していきます。

 

アーリー

企業をしてすぐの段階を「アーリー」と言います。認知不足により赤字であることが多くなります。当然ながら社内ルールや制度も有りません

ビジネスモデルを確率させるために、自らが事業を生み出す行動力、何事も厭わず挑戦するチャレンジ精神がが必要となります。


シリーズA

事業が本格的に動き出し、企業や顧客へ認知され始める段階になります。この段階になると、徐々に会社組織が確立されていきます。

そのため、1→10を生み出すゼネラリストであることが求められてきます。


シリーズB

経営が軌道にのって安定化し、収益がどんどん伸びていく時期になります。安定した既存事業と資金があるので、新規事業に力を注いでいく企業も多いです。

VCからも上場の可能性があると注目が集まりやすくなるのも特徴です。この時期になると、事業や組織をマネジメントできる人材が必要となります。


シリーズC

黒字経営で事業が安定し、もう上場一歩手前の段階です。IPOやM&Aを意識する時期となります。新規事業を拡大し投資を行うなど、ベンチャーを卒業し新たな開拓ができる段階となります。

この段階になると、企業の募集の幅も広くなり、ゼネラリストよりもプロフェッショナルが求められいきます。


少しはベンチャー企業の規模感のイメージはつきましたでしょうか。自分自身がどのフェーズにジョインをしたいのか。自分が得意とする分野はどの段階なのか、見極めが大切です。



働き方に関するポイント


能動的に動けるか

ベンチャー企業は社内ルールもマニュアルも未整備です。変化するスピードにあなた自身が乗っかっていき、周囲を巻き込んで成長し続けなければいけません。


分からないことがあれば教えてもらうまで待つのではなく自分から聞きに行く姿勢。あったほうが良いのに、と思うマニュアルやツールがあれば自ら作り出すパワーが必要です。



裁量を持って働けるか

多くの場合、ベンチャー企業では裁量を持って働くことを求められます。ここで言う裁量は「大きなプロジェクトを任せられる」等、華々しいものだけではありません。求められるのは業務に追われないタスク管理ができる能力です。


セルフマネジメントが得意な方には、ベンチャー企業は非常におすすめです。なぜならば、ベンチャー企業は多くの場合少人数でマルチタスクをこなしているため、慣れない業務が突然降りかかることも多々あります。


タスク・時間管理を常に自分自身で意識して、効率的に業務を進めて行く工夫を自らがとっていかなければなりません。


管理される側よりよっぽど大変ではありますが、真の意味で裁量を持って働くことができる人は、どんな環境下にいてもワークライフバランスの取れた生活が送ることができ、また、自分自身の強みにもなります。



収入に関するポイント


前職より待遇が下がる覚悟を持てるか

ベンチャー企業の多くは資金が少なく、大手に比べると待遇面は下がる場合が多いです。


また、利益が出ても社員への還元の前に、まずは組織をより強固なものにして行くために、事業への投資に使われることがほとんどです。


給与・待遇よりやりがいを取れるかがキーポイントです。


しかし、事業が軌道に乗ってきて、ある程度安定したフェーズになると給与が一気に上がり、福利厚生などの制度が整っていきます。


転職時の年収が下がったとしても、将来的には前職の給与を超えることは十分にあります。



ベンチャー企業に転職するまでのステップ

一般的な転職活動の平均期間は3ヶ月程ですがベンチャー企業の転職活動はそれより期間が短くなることが多いです。


なぜなら、ベンチャー企業はとにかくスピード重視。人員は少なく、事業も安定していないからです。もたもたしているとすぐに他社様にご入社を決められてしまいますので、採用に関してもスピード感をもっていらっしゃる会社様が多いです。


最終面接の選考に進み、その日のうちにご内定が出るなど、応募から内定までの一連の流れが早いです。1ヶ月も経たずに転職活動が終わるケースも多々あります。


効率的に転職活動を進められる一方で、応募書類の提出や面接日の設定のスピード感も企業は気にして見ているので、ベンチャー企業への転職をお考えの方は、スピード感を持ちスケジュール管理を進めていく必要があります。



自分にあったベンチャー企業を選んで転職する方法


ベンチャー企業で働く知人に話を聞いてみる

企業をよくも悪くも1番よく知り、理解しているのは実際に勤務をしている人です。知人・友人でベンチャー企業で働いている方がいれば、是非話を聞いてみることをおすすめします。


話を聞いてみて企業に興味を持った場合、最近ではリファラル採用を促進しているベンチャー企業も多いため、直接その企業の代表や役員の方とお話しする機会も得られるかもしれません。


社員SNSをチェック

最近ではベンチャー企業の社員の方が実名を公開しTwitter等SNSを更新している方が多くいらっしゃいます。社員だけではなく、代表取締役や役員の方もSNSを頻繁に更新している様子も見受けられます。


HPで見る企業情報だけではなく、実際の働き手のリアルな一面を見ることができるので非常におすすめです。


ベンチャー企業に詳しいエージェントに相談する

自分自身で調べることももちろん大切ですが、専門家に相談をするのが手っ取り早く、入社後のミスマッチも少なく納得を持った転職活動ができます。


エージェントはリアルタイムの企業情報を持っているため、求職者側も必要な情報を素早くキャッチアップすることができ、応募書類の送付、面接の日程調整も任せることができるため、効率よく進めて行くことができます。


その中でも、当社ポテンシャライトは120社以上のベンチャー企業の採用のご支援をしてきたので、内情を深く理解しています。


ベンチャー企業への転職をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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塩原沙織/キャリアカウンセラー

ベンチャー特化型採用コンサル/人材紹介会社ポテンシャライトに勤務、キャリアカウンセラー。
新卒で人材派遣会社に入社、営業とコーディネーターを兼任。その後、新卒領域の人材紹介会社にてキャリアアドバイザーとして従事。